問題、課題としてよくあげられるのは

就業規則を見直そうと思い立つということは、会社に何かしらの問題があって、それを改善したいという思いがあるからでしょう。

問題、課題としてよくあげられるのは、以下のようなことです。

◆会社に活力が無い
・言われたことは素直にやるが、言われたことまでしかやらない
・提案がない、意見を聞いても出てこない
・じっと我慢して仕事をしている感じである

◆会社が信用されていない
・会社は働く人のことなど考えていないと受け止めている従業員が少なからずいる。取り換え可能な部品としか思われていないと考えてる
・前述の通り意見は言わない。言ってもムダ、意見を言うと睨まれる、余計なこと言うと疎んじられると思っている。

◆秩序が乱れている、規律がない

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どうしていきたいか

では、これからの会社をどうしていきたいと経営者は考えているのか、よくあげられるのは次のようなことです。

  • 従業員が会社に信頼感、安心感をもってもらいたい
  • 活力ある会社にしたい
  • 公平で合理的な賃金決定、人事決定をしたい
  • 従業員のキャリアアップ、会社全体の戦力アップを図りたい
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では、どこに手をつけたいのか

このようなことは、就業規則見直し、人事制度見直しだけで解決するものではありません。
しかし、大きな要素になることは確かです。
特に中小企業の場合、就業規則を見直したというだけでも結構インパクトはあるものです。

具体的にどこに手をつけたのか、つけるべきなのかということですが、次のようなことが主にあげられます。

・働き方を見直したい:在宅勤務、裁量労働制など
・賃金制度を見直したい
・就業規則全体を整えたい

就業規則見直しにあたっては、まずこのようなことを経営者、人事責任者の方とディスカッションします。
そうしてこれから何をすべきかを固めていくのです。

あなたの会社に合った就業規則を作成するために

以上、今回は就業規則見直しに対する経営者の思い、問題意識などについてお話をさせていただきました。

就業規則は法的義務という枠組みを超えて、組織を活性化させ適法に事業活動を行うためにとても重要なツールです。
しかし、ご自身で膨大な法令情報を把握し、自社にとって最適なルールや働き方を就業規則として明文化することは難しいと感じる方も多いと思います。
ただ形を整えるだけではなく、きちんとした就業規則を整備するためには、やはり就業規則の作成や見直しに強い社会保険労務士に依頼することをオススメしています。
ヒューマンキャピタルでは、丁寧なヒアリングで現状を診断し、会社の実情にフィットした就業規則をご提案する「就業規則コンサルティング」サービスを行っていますので、就業規則の作成・見直しでお悩みの方はぜひご相談ください。