就業規則コンサルティングとは

就業規則診断から、就業規則条文、新旧対照表と解説文作成、労使協定作成、労働者代表選任支援、労働基準監督署届出に加えて、運用内規、関連書式(社内届出様式など)作成までサポートしております。

就業規則の見直しにあたっては、まず「経営者の思い」をヒアリングさせていただきます。
また、ご要望に応じて、従業員の方々の会社や仕事への思い、不満・要望などもヒアリング致します。

それらを踏まえて、現状診断からコンサルティング作業に入らせていただきます。

就業規則コンサルティングの流れ

当事務所の就業規則作成・改定の流れは図の通りです。
この流れに沿って、お客様の就業規則をどのように作り、見直すかをご説明します。

ステップ0 会社をどうしたいのかをヒアリング

「これからは会社をこのようにしたい」
「ウチの課題はこのような点にある」
---このような経営者の思いを聞かせていただきます。
また、ご要望に応じて従業員の方へのヒアリングも実施します。

例えば…
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社員に信頼される会社にしたい
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会社をもっと活性化したい
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会社の仕組みを整えたい
会社の秩序をしっかりさせたい
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労務トラブルを防ぎたい
このような経営者の思いをふまえて、就業規則づくりに入っていきます

ステップ1 現状診断

就業規則作成・改定の最初のステップは、「現状診断」です。
ヒューマンキャピタルは「3つの目線」で御社の現在の就業規則、付属規程を診断いたします。

目線その1:コンプライアンス

・労働関係法令への違反や不適合はないか
・最新の法改正に対応しているか

目線その2:会社秩序、リスク管理

・必要なルールは整備されているか
・ルール違反、不祥事に対応できるか
・労務トラブルに対応できるか

目線その3:マネジメント、モチベーション

・安心して働き続けられる環境ができているか
・やる気を引き出す人事制度になっているか

ステップ2 就業規則作成・改定

①労務環境改善提案

現状診断を元に、御社の労務環境の改善提案をさせていただきます。

【ご提案の主な項目】
採用、入社、試用期間
人事異動、出向、転籍
休職、復職
服務、懲戒、ハラスメント防止
労働時間(労働時間管理、フレックスなどの労働時間制度)、休日、休暇(休暇管理、休暇付与)
賃金、賞与、退職金 ※必要に応じてコンサルティング提案
育児、介護
在宅勤務・テレワーク、副業

②ディスカッション

診断シート及び労務環境改善提案をもとにディスカッションをもたせていただき、課題等を次のように整理します。

  • いますぐにやるもの
  • 次のステップとして取り組むもの
  • 当面は見送るもの

③就業規則改正案作成

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就業規則改正案作成

ここまでの作業を踏まえて就業規則改正案を「新旧対照表」のかたちで作成します。
新旧対照表を元にディスカッションさせていただきます。

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就業規則、付属規程、労使協定作成

④説明会

新しい就業規則の内容、狙いなどを従業員の方々に分かり易くご説明します。

ステップ3 労働者代表の意見聴取、労基署届出

就業規則作成の際に義務付けられている諸手続を進めさせていただきます。

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労働者代表の意見聴取

労働者代表選任のための通知文書、意見書等はヒューマンキャピタルでご用意いたします。

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労働基準監督署に届け出

就業規則、付属規程、労働者代表意見書、労使協定を所轄労働基準監督署に届け出ます。

ステップ4 運用内規・関連書式作成

就業規則を円滑に運用していくためにはさまざまなしかけが必要です。
ステップ4では、運用に必要な内規・手引き、そして社内書式の整備を行います。

  • 「就業ルールの手引き」作成
  • 運用内規作成
  • 社内手続フォーム作成