年金(国民年金、厚生年金)を受給されている方には、2ヵ月ごとに「年金振込通知書」が送られてきます。
既に報道されているのでご存知の方も多いと思いますが、この通知書に別の人の年金額が印字されるという事故が起こりました。
開けてみたら、全然違う金額が印字されていたわけですから、驚きますよね。
氏名や基礎年金番号などはご本人のものなのに…
救いは、そこに印字されている年金額が誰のものかは分からないということですね。
これが封書で、しかも封入する通知書が別人のものだったというような話だと、事態はもっと深刻です。
この事故の原因がどこにあるのか現時点では不明ですが、本人情報と年金情報のマッチングが何らかの理由で正しくできていなかったということなのでしょう。
いずれにしても、この手の通知はしっかり確かめることが肝要です。
その点では、毎年誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」も、きちんと確かめましょう。
ここに、直近の保険料納付記録などが出ています。
「ねんきんネット」というのも便利です。
これですと、初めて保険料を納めたときから直近までの保険料納付記録をいつでも確認できます。
また、これから先何歳まで働くかといった条件を入れて、将来もらえる年金額を試算することもできます。
少し話がそれましたが、自分の大事な年金に関する通知はしっかり確認するようにしましょう。