コース別人事管理とは

コース別人事管理制度には様々な形態がありますが、その目的は次の2つです。

  • 社員の価値観の多様化に対応した人事管理を実現し、社員の活性化につなげる
  • 適性、能力に対応した人材活用・処遇を用意し、適材適所の人材配置を実現する

コース別人事の種類

一般職/総合職

範囲を限定した定型的業務を担当する一般職と、業務範囲に限定のない総合職に区分します。
仕事以外の時間・場を大切にしたいという人には一般職を、仕事の中に自己実現の場を求める人には総合職を用意するのが適当です。

勤務地限定/全国転勤あり

一事業所のみ、都道府県内、関東とか東北などの一定エリアなど、勤務地の限定範囲にはいろいろあります。

管理職/専門職

課長、部長などのポストについて部下をもち、組織マネジメントをする管理職と、部下はもたずに、身につけた専門知識やノウハウを活用して会社に貢献する専門職の2コースです。

コース別人事導入のポイント

仕事の整理・分類ができていること

これができていれば、適切な人材配置(コース決定)ができます。
営業、技術開発などの「組織の機能」と、顧客満足を上げる、新しい企画を立てるといった「社員の役割」という2つの観点でまとめるのがいでしょう。
また、管理職層/一般職層などの階層区分も整理します。

本人選択を可能にすること

ここがコース別人事制度のポイントです。
社員をどのコースに乗せるかは、最終的には会社が決めますが、個を活かすという観点からは、本人選択(希望の表明)も可能にすることが必須です。
また、コースの途中変更も可能にする方が、個を活かすという面、適材適所の人材配置をするという面の両面で、望ましいでしょう。

コース選択・コース転換は、一定の節目ごとに行うのが基本です。
タイミングとして次のようなものが考えられます。

  • 入社時
  • 年1回(人事評価などの時期)
  • 入社5年目、10年目など一定の勤続区分の時
  • 昇格時
  • 管理職昇格時

公平感のある処遇とすること

コースによって賃金などの処遇に差がつくことはあり得ます。
ただしその「差」が、職務、責任、権限など合理的で説明可能な理由によるものでなくてはなりません。

以上、個を重視した人事制度のエッセンスをお話してきました。
これらを通じて大切なことは、人材を活かし、会社と個人がwin-winの関係になることです。こうした観点から自社にフィットした制度を導入し、活用すれば、社員が活性化し、会社業績につながることでしょう。

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